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堺市立斎場の豆知識

堺市で家族葬を検討している方にとって、見積もりは非常に重要なステップです。しかし、見積もりを取る際にはいくつかの注意点を押さえておかないと、後々のトラブルや不安を招くことがあります。

本記事では、堺市における家族葬の見積もりで失敗しないためのポイントを詳しく解説します。見積もりの項目や、押さえるべき見積もりチェックポイントなどを紹介します。これらの情報を参考にすることで、安心して家族葬を執り行うための準備が整います。ぜひ最後までご覧ください。

生前の見積もりの重要性

葬儀の見積もりは生前に取っておくほうが良いでしょう。理由は以下です。

1-1.非日常なもののため難解

葬儀は非日常的な出来事であり、そのために見積もりが難解になることが多いです。葬儀に関する知識が乏しい人が多く、どのようなサービスが必要かを理解するのが難しいからです。

例えば、葬儀の形式や費用、必要な手続きなど、初めての方には情報が多すぎて圧倒されることがあります。さらに、葬儀社によって提供されるサービス内容や料金体系が異なるため、比較検討が難しいのも一因です。このような状況では、生前に見積もりを取ることで、事前に情報を整理し、選択肢を明確にすることが重要です。よって、非日常的な葬儀の準備には、早めの見積もりが不可欠です。

1-2.亡くなってからだと限られた時間しかない

亡くなってからの葬儀準備は限られた時間内で行わなければならず、非常にストレスがかかります。葬儀を行う際には、通常数日以内に手続きを進める必要があります。このため、急いで決定を下さなければならず、冷静な判断が難しくなります。故人を偲ぶためのプランや、参列者への配慮を考える余裕がないことが多いです。

生前に見積もりを行っておくことで、必要な情報を事前に整理し、心の準備を整えることができます。時間的余裕を持つためにも、生前の見積もりは非常に重要です。

1-3.一度しかないものだから

生前の見積もりは非常に重要です。葬儀は人生で一度きりの出来事であり、その準備を怠ることはできません。葬儀の内容や費用は事前に計画することで、遺族の負担を軽減できるからです。たとえば、ある家族が突然の訃報に直面した際、事前に見積もりを行っていたため、スムーズに葬儀を進めることができました。これにより、感情的なストレスを軽減し、必要な手続きを迅速に行うことができたのです。

事前に見積もりを行うことで、葬儀に関する不安を和らげ、遺族が心穏やかに故人を見送ることが可能になります。

見積書の項目をチェック

2-1.プラン、一式料金など

多くの葬儀社では「プラン」「一式」「セット」といった、葬儀を執り行うのに必要なものや人員、手配などをまとめたものを提供しています。葬儀社それぞれにプランの内容は異なり、A社でプランに含まれていたものがB社では含まれていない、など注意をして内容を確認する必要があります。プランに含まれていないものは追加料金が発生する可能性があるので、プラン内容の確認は重要なポイントの一つです。

2-2.プランの具体的な内容

具体的な中身として、弊社の【家族葬54プラン】の内容を確認しましょう。

  • 【家族葬54プラン内容】
  • ・白骨壺(大・小)
    ・白布棺
    ・写真(四つ切・手札)
    ・スタッフ納棺
    ・仏衣
    ・寝台車
    ・寝台型霊柩車
    ・ドライアイス(2回)
    ・枕飾り
    ・役所、火葬場手続き
    ・専任スタッフ
    ・司会
    ・セレモニーレディ
    ・遺影写真モニター
    ・焼香所設営
    ・受付設営
    ・式場案内看板
    ・音響設備
    ・メモリアルコーナー
    ・お布施袋・寺院仏具
    ・白木位牌
    ・自宅用花かご
    ・自宅飾り祭壇
    ・仏花

以上が堺市立斎場で【家族葬54プラン】で家族葬を行った場合の内容です。これだけで基本的な家族葬を執り行うのに必要なものが十分揃っています。しかし葬儀費用全体の見積もりをするとなると、プラン以外の金額も発生します。それでは次のセクションで、いったいどのような項目が追加になるのか確認しましょう。

プラン以外に必要な料金

3-1.火葬料金

お住まいの地域によって、火葬料金は違います。堺市にお住いの場合、多くの方は堺市立斎場で火葬を行います。大人はお一人につき20,000円で、これは葬儀社ではなく堺市立斎場に支払うお金です。火葬料金はプランに含まれていないことがあるので、その際は別途料金が必要となります。

3-2.式場使用料金

式場の使用料金がプランに含まれていない場合があります。
式場使用料金は、堺市立斎場で家族葬を執り行う場合は堺市立斎場にお支払い、民間の式場で家族葬を執り行う場合はその式場を保有する葬儀社にお支払いすることとなります。中には式場使用料金がプランに含まれている葬儀社もあります。

3-3.移動費、宿泊費

式場から火葬場など移動が必要な場合は、タクシーやバスを借りる費用や、自家用車の場合は駐車場料金が必要となるでしょう。しかし、以下のそれぞれの式場を使用した場合、自家用車の駐車が無料で行えます(民間の式場を例として参照ください)。

  • 堺市立斎場(親族様につき)
  • ┗4台分
  • 家族葬INORITEイノリテ堺斎場前ホール
  • ┗6台
  • 家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール
  • ┗第一駐車場4台、第二駐車場9台

通夜日から葬儀日にかけて宿泊される方は、宿泊費用も必要となります。しかし、以下のそれぞれの式場を使用した場合宿泊ができます(民間の式場を例として参照ください)。

  • 堺市立斎場
  • ┗7名(第一、第二式場)5名(第三式場)
  • 家族葬INORITEイノリテ堺斎場前ホール
  • ┗3名
  • 家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール
  • ┗7名(1F)、5名(2F)

移動費や宿泊費は意外と見落としがちな項目のため、必要になるかもしれないと心づもりをしておきましょう。

3-4.飲食接待費の中身(通夜振る舞い、精進落とし、返礼品)

通夜や葬儀後の食事、いわゆる「通夜振舞い」や「精進落とし」と呼ばれる飲食費は、思っている以上に大きな金額が動きます。通夜・葬儀どちらも出席する方1人あたり約6,000円ほどと考えられます。参列者が20人の場合、計120,000円という計算になるため、全体の葬儀費用の割合から見ても、飲食費は大部分を占めているといってもいいでしょう。
また、粗供養品といった参列者に渡す返礼品の存在も忘れてはいけません。

飲食費や返礼品は、より詳しい見積書の場合は組み込まれていることもありますが、そうでない場合は見積書に含めてもらうか、費用が掛かることの心づもりはしておきましょう。
しかし、通夜振舞い・精進落とし・粗供養品は、近年行わない家庭も増加しています。そのため、リーズナブルな式をご希望の方はそもそもこの費用を省くという選択肢もあります

3-5.御布施、宗教者へのお金

御布施や祭祀料などについては、それぞれ付き合いのある宗教者に金額を聞く必要があります。これは寺院や神社、それぞれの宗教者によって金額に違いがあるためです。この金額も全体の葬儀費用の割合から見ると大きなポイントであるため、葬儀社から見積もりを取得した際に、そこにプラスでかかると考えておく必要があります。
ただ、最近では付き合いのある宗教者がいない家庭も多いです。例えば「浄土真宗を信仰しているが付き合いのあるお寺が無い」といった場合、葬儀社が寺院を紹介してくれることがあります。葬儀会社紹介のため、御布施の金額もあらかじめ葬儀社が把握しているので、見積もりに含んでくれるでしょう。
このように、自分で確認しなければいけない場合と、紹介してもらいすぐにわかる場合があります。こちらは家庭により違ってくる項目ですので、お気を付けください。

押さえるべき見積もりチェックポイント

4-1.内容が明瞭であるか

見積りを出してもらったとき、何の金額なのか分からない項目や、聞いていない項目などはありませんか?このような項目に関しては必ず質問をし、明らかな回答をもらいましょう。
また項目が少なすぎるのも注意すべき点です。必要な金額が入っていない可能性もあるので、結果的に見積もり以上の金額を支払わなければならない事態になりかねません。わかりやすく明瞭な見積もりになっているか、しっかり確認しましょう。

4-2.追加にかかる費用の有無

見積りを出してもらい「想像していたよりも安価だ」と感じた場合、追加で費用が掛かる可能性があります。このような見積もりの原因としては以下のようなことが考えられます。

まず①つめは、その時にならなければわからない費用があるということです。例えば堺市の火葬場が込み合っていると聞いたことはありませんか?すると火葬の順番を待たなければなりません。そうなれば霊安室の使用料金や故人のお身体を保つためのドライアイスなどが、日延べするごとに必要となってきます。もともと霊安室使用料金やドライアイスはプランに含まれていることが多いですが、数は必要最低限です。5日後の火葬となると、それまでに様々なものが必要となります。しかし、火葬場の関係ですぐに火葬できる場合はその限りではありません。そのため、その時にならないとわからないお金があるということを覚えておきましょう。

②つめは葬儀社以外に支払うお金の有無です。先述した火葬料金や飲食費、宗教者へのお金など、葬儀社には直接支払わない金額が見積もりから抜けている可能性があります。全体の葬儀費用を把握したい場合は、事前相談担当者に伝えるか、自分で後から計算しましょう。

③つめはプランの内容が薄いためプラン自体の金額が安価であるということです。プランの中身は必ずひとつひとつチェックをしましょう。たとえば、葬儀社によってはお棺へのスタッフによる納棺がプランについていない場合もございます。その際は追加料金を支払い納棺をお願いするか、ご家族が自ら納棺をしなければなりません。当たり前のように葬儀社のサービスに含まれていると認識していても、葬儀社によっては追加料金の対象となる可能性があることを覚えておくことが大切です。

4-3.複数の葬儀社で相見積もりをとる

複数の葬儀社から相見積もりを取得することは、家族葬の費用を適正に把握するために非常に重要です。なぜなら、葬儀社によって提供されるサービスや料金体系が異なるため、比較することでより最適な選択ができるからです。具体例として、ある家族が堺市で家族葬を計画した際、A社とB社から見積もりを取得しました。A社は基本プランが安価でしたが、追加費用が多く発生することが判明しました。一方、B社は初めから全ての費用を明示しており、トータルコストが明確でした。このように、相見積もりを行うことで、隠れたコストを避けることができます。複数の葬儀社から見積もりを取ることで、より透明性のある選択が可能となり、後悔のない家族葬を実現できるのです。

家族葬の見積もりに不安のある方へ

堺市で家族葬を検討する際、見積もりは非常に重要です。今回は、見積もりで失敗しないための注意点を詳しく解説いたしました。まず、複数の葬儀社から見積もりを取得し、内容を比較することが大切です。また、見積もりに含まれるサービスや費用の内訳をしっかり確認し、隠れた費用がないかをチェックしましょう。さらに、口コミや評判を参考にすることで、より信頼性の高い葬儀社を選ぶ手助けになります。堺市での家族葬をスムーズに進めるために、これらのポイントを押さえておくことが重要です。安心して大切な人を見送るために、しっかりと準備を整えましょう。

弊社では、事前相談のご予約を受け付けております。2024年堺市口コミ件数NO.1やたくさんの高評価をおかげさまでいただいております。その評価に恥じぬように、精一杯お客様のお力になりますよう努めさせていただきます。事前相談やお見積りにご不安のある方は、ぜひ一度弊社をご利用くださいませ。



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